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​このページでは、どうぶんの活動を紹介しています。

どうぶんの活動は、主に⑴部誌制作⑵合評の二つに分類されます。

部誌制作

部誌制作

​どうぶんでは印刷所に委託せず、すべて手製本で部誌を作ってます。

​具体的にどのような工程を踏んでいるのか、簡単に説明すると、以下のようになります。

1.執筆

まずはどうぶんの最も基本的な活動、執筆です。

締切に向けて、部員が各自で作品を作ります。

小説が主ですが、「紙に載るものなら何でも」がウリで、 制限はとても少ないです。イラストや詩、漫画が掲載されたこともあります。レイアウトも自由です。

ちなみに、自分は創作はしないと宣言している「読み専」と呼ばれる部員も存在します。しかし他の部員に感化されて書き始めることもあるとかないとか。

2.編集

集まった原稿を元に、編集責任者が部誌の形に編集していきます。

表紙の用意や作品の掲載順の決定、目次・編集後記・奥付や作品以外のあらゆるレイアウトは編集責任者の手によるものです。 各号ごとに用意されている作品テーマを決めるのも彼らの仕事。編集者によって個性や味が出るのが魅力です。

3.印刷

編集し終わった元原稿を手に、学生会館印刷室のコピー機で必要部数を印刷します。2019年度にコピー機の性能が向上したらしく、印刷が一日で終わるようになったとかいないとか。

4.製本

印刷した原稿を本の形にまとめていきます。

一口に製本と言ってもここからが大変で、「折り」「田植え」「積み」「糊付け」「表紙折り」「表紙付け」「切り」といった行程があります。 このあたりは怒涛の人海戦術ですが、喋りながら語りながらのにぎやかな作業です。たくさんの紙から、自分の小説が載った本が出来上がっていく過程は、筆舌に尽くしがたい感動があります。

ミスやズレなどで一般向けに出しにくい仕上がりになってしまったものは通称『だめかえる』と呼ばれ、部員用や部室保存用になったりします。

5.配布

出来上がった部誌は一般に無料配布します。

基本的に春の新歓祭・秋の六甲祭での配布に向けた製作で、年に二回行います。

一度に作るのは20~80部程度ですが、増刷も行います。

ご学友やご家族に、自分の成果を見せてあげてください!

合評

​合評

出来上がった部誌をもとに、合評会を行います。

部誌に載っている作品を部員みんなで読んで、意見や感想を出し合います。

基本的に合評する作品は一回にひとつ。最初に時間を取って全員が作品を読み、順番に感想を述べていきます。直に作者に意図を尋ねたり、執筆の裏話が聞けたりするのも合評会のお楽しみです。作者にとっても自分の作品について客観的な意見を聞ける貴重な場です。

 

新歓の時期には、新入生や外部の人を交えて合評会を行っています。

これを『茶話会』と言います。基本的に内容は同じですが、お茶やお菓子が用意され、来てくださった人に部誌を配ったり、どうぶんの紹介をしたりします。どうぶんの活動を体験する良い機会なので、関心のある方は、気楽にいらしてください!

また、最近は合評の機会を増やすため、締切の前に一度書きかけの原稿を提出し、感想や改善点、今後の展開について意見をもらう『事前合評』を行っています。客観的な意見をもとに自分の作品をよりよいものにする良い機会です。

その他の活動

​その他の活動

部誌制作は、上に挙げたもののほかにも、自由に行うことができます。絵本を作りたい、詩集をつくりたい、自分だけの個人本をつくりたい! そのような場合にも、設備を利用して自由に本をつくることができます。(その一環として、2018年度には「すぎかえる」の他に「犬入」という新たな部誌シリーズが生まれ、2020年2月時点で6号まで作られています。)

また、OBさんとの交流も深く、OBさんが主体となって発行している『フリマ本』に寄稿することもできます。『フリマ本』は業者によるオフセット印刷で仕上げられ、文芸フリマに出品されています。»フリマ本をつくろう

六甲祭では、絵本の展示や制作体験、(将棋教室?)なども行っています。年度ごとの部員の好みや特色、やる気によって、様々な試みがあります。

また、部員同士の交流イベントとして、六甲祭の打ち上げやクリスマス会、追い出しコンパなど、何かにつけて年に数回飲み会があります。

他にも企画次第で映画鑑賞会や、合宿での合評会、他大の文芸部視察や、芸術鑑賞会なども行っています。ゆるくなかよくへいわにへいわに、活動しています。 

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